あのWintetの皆さんが!
新型コロナウイルスの感染拡大は、芸術の分野にも大きな影を落としています。
一時期はほぼすべての美術館や博物館が休館し、コンサートも軒並み中止となってしまいました。
そんな中、最近では少しずつではありますが、感染対策を万全に施した上で種々の催しが行われるようになりつつあります。
昨年のピッコロクリスマス会で演奏してくれた木管五重奏団『Wintet』の皆さんが3月に出演する予定だった演奏会が、約半年延期の末、昨日都内で行われました。
第75回東京国際芸術協会新人演奏会
杉並公会堂小ホール(8月24日)
我らがWintetの出番は、出場10組の中の5番目。
いずれも厳しいオーディションを経て出場の権利を得た方々で、中でもWintetは『奨励賞』を受賞しての出演でした!
曲目はP.タファネルの木管五重奏曲より第1・第3楽章。木管五重奏の分野で名曲とされる素敵な曲です。
ピッコロコンサートの時も素晴らしい演奏を披露してくれたWintetですが、昨日は一段と磨きがかかったテクニックとアンサンブルで聴衆を魅了しました。
木管五重奏団Wintet:
堀内千聖(フルート)/赤坂星哉(オーボエ)/岩野隆志(クラリネット)/宮崎里咲(ホルン)/並木碧(ファゴット)
皆さんの益々のご活躍を楽しみにしています。
医療機関という立場から、今はまだお客様をお呼びしてのコンサートはピッコロクリニックでは難しいですが、いつか再開できる時がきたら、一段とレベルアップしたWintetの演奏をまた聴かせていただきたいですね。